生活の発見会が日経新聞に掲載されました

生活の発見会と会員である臨床心理士の田邉さんが、日本経済新聞 2016年7月9日(土)夕刊「こころ」面『うたた寝』コーナーに記事として掲載されましたのでご紹介いたします。

= = = = = = = =

自然体こそ「心の病」の薬

「突然、体が硬直して鳥肌が立ち、食事も喉を通らず、一睡もできない。パニックでした」。東京・池袋のオフィスで、臨床心理士の田辺千栄里さん(55)は1993年のロンドンでの経験を語り始めた。「人に会うのも、電車に乗るのも怖くて、自殺するのではと不安で……」
夫の転勤で、家族4人でロンドン暮らしを始めて3年目。小学生の頃は演劇をやり、中学では英語部に属し、人を笑わせるのが好きな陽気な性格と信じていた。周囲からは社交的と思われていた。
発端は、長女が進学した小学校長の話が聞き取れなかったこと。英語で子育てし、駐在員の妻として頑張らねばならない矢先に自信喪失。「日本人社会でバレたら」と恐怖が募った。タウン誌でパリ在住の日本人精神科医を見つけ、恐る恐る電話。連絡を受けたロンドンの日本人病院で薬を処方してもらう生活が約1年続いた。帰国後も精神分析、カウンセリング、薬の治療を続けたが変化がない。
ある時、図書館で手にしたのが「ノイローゼが治る生き方・考え方」という本。精神科医・森田正馬が1920年頃に樹立した森田療法を解説した書で、特に「症状は治さなくていい」との部分に共鳴した。薬に頼らず、対話や日記で自分らしさを探る自然体。33歳で発症した3年後だ。
96年に森田療法を学び、人々を支援するNPO法人「生活の発見会」(東京・墨田)に入会。2012年に大学院で臨床心理学を専攻、13年に資格も取得した。東京・上野のクリニックに勤務しつつ、約1年前に心理相談室を開業した。「森田療法も万能薬ではない。でも悩める人々の『駆け込み寺』になりたい」。田辺さんの笑顔は自然体だ。
(編集委員 嶋沢裕志)

日本経済新聞 2016年7月9日(土)夕刊より

代表的な体験談を 集めてみました
どうして自助グループ活動
なのでしょうか
一度
、会を見てみたい方は
こちら
生活の発見会の
入会手続きはこちら
お近くの発見会はこちらから