《オンライン基準型学習会受講生の感想》

 

「20年かかった気づき」

─  HN:kinako(女性)─

症状は、行動することで押さえつけていました。でも、私の場合はなぜか苦しい。いつも孤独感を抱えていました。

一番怖いのは自分の感情で、なのでもう感じない様にとしていたんでしょう。いつのまにか、泣くことさえできなくなっていました。

行動の中でも、一番そのものになれて、嫌なことを忘れさせてくれるのは仕事でした。そんなときに、体の病気になってしまいました。もし、この病気が治らなかったら、私はどうやって嫌な感情を忘れればいいのだろう。仕事ができなくなったら、その時間は、 嫌な思いをずっと抱えて生きていくんだろうか。そんな不安が襲ってきて、今回のオンライン基準型学習会を受けることにしました。

初めは、全く自己開示することができず、きっとだれも私の気持ちなどわかってくれないと半分あきらめていました。でも、オンラインの他の皆さんやインストラクターの方々の書き込みを読んでいくと、皆さん本当に驚くようなことも書いてある。本音だらけ、なのに嫌な感じがしない。自分もいつのまにか、今、感じてることを、苦手なパソコンを前に訴えていました。両親のこと、主人のこと、友達のこと、仕事のこと、今まであまり人に言ったことのないようなことも、沢山。それに対して、インストラクターの方々や皆さんの反応は決して否定されないもので、かたくなだった私の心をゆっくりと、まるで背中をなでながら、大変だったね、よくやってきたねと言ってくれているようでした。

学習の要点の解説は、とても分かりやすく、何度も読み返しました。そのたびに発見があり、誰も何も強制しないのに、自然と森田療法の深さに驚かされる思いでした。あの笑顔で笑う森田先生とも話ができたような……。

今回のオンライン学習会を受けて、共感、感謝を感じ、私はこれからの生き方、人間観を変えていくことになります。そんなに急に変わることはできませんが、こうやって生きていこうと目標ができたのです。

今、何かが支えくれているような不思議な安堵感を感じています。オンラインでお世話になった皆様、本当に有難うございました。

 

 

「オンラインで得た気づきと絆」

─  HN:パール(女性)─

私は思春期より「私さえ~しなければ」(例、「私さえ黙っていれば」……等)という思いを抱き、自分の感情に蓋をして生きてきたため、自己否定感が強く、いつも自分自身を嫌っていた。特に母親の影響を色濃く受け、愚痴ばかりこぼす母親を見て「あんな風にだけはなりたくない」と思い、余計に自分の気持ちを抑え、行動ばかりして、自分の純な気持ちを感じようとせず、友人にも本音を言わず、自分の周囲に高い壁(バリアー)を張りめぐらせ、本音を隠して生きていくと、いつもあるところで行き詰まった。自分のこころの許容量以上のもの(ストレス)がたまると、もう苦しくてつらくて、でも誰にも打ち明けられず、布団をかぶって起き上がれないほどで、そういうことの繰り返しだった。そんな時代を長い間過ごしてきた……。

森田に出会うまで、宗教、内観、カウンセリング、本……etcと様々なものをかじってはみたが、どれも長続きしなかった。

今回このオンライン基準型学習会を受け、相手の顔も見えない、パソコンに向かい、自分の心情を吐露していくうちに、少しずつ少しずつ、氷の塊が融けだしていくように、薄皮がはがれていくように……、こころが軽くなっていくのを感じた。そして、インストラクターの方々の、私の思いを絶対に否定せず、受け止めてもらって、共感してもらえた……という安堵感。同じ受講生の書き込みを読んでいくうちに、「私だけじゃあないんだ」という思い。孤独感のなかで生きてきたが、このふたつが原動力となり、前に進みたい…と願う力になった。自己否定ばかりして生きてきて苦しくつらかった私が、「こんな私でもいいんだ」という自己肯定へと少しづつ変わっていった。

私は辺鄙なところに住んでおり、集談会へ行くのにかなりの時間と金銭と労力を必要とする。そんな私にとってこのオンライン学習会はなくてはならないものであった。このオンラインで得た学びも大事ではあるが、それ以上に苦しい胸のうちを吐き出し共感しあった仲間たちとインストラクターの方々との目には見えない「絆」。この絆を私はこれから先の人生で大切に育んでいきたいと思う。

これまで私なりに精一杯生きてきて、そこで咲いていた私の花。これからはその花に少しずつ栄養をあげて、「本当に生まれてきてよかった!」と思えるような日々を積み重ね、私にしか咲かせられない私の花を、思いっきり咲かせたい。

いつもいつもわたしのこころに寄り添ってくださった、インストラクターの方々、ほんとうにありがとうございました。