学習運動40周年に寄せて |
| 理事長 市川浩孝 |
生活の発見会はお陰さまで学習運動40周年を迎えることができました。これは多くの会員の皆さまの献身的な活動はもとより、(財)メンタルヘルス岡本記念財団はじめ日本森田療法学会や協力医師の先生方の温かいご理解とご協力の賜物であり、この場をお借りして改めて厚く御礼を申し上げます。
「あるがままに生きこころ豊かに老いる」(長谷川洋三著、ビジネス社)の中で、啓心会を主宰しておられた水谷啓二先生の急逝を受け、1970年5月の生活の発見会同人総会において代表理事に選出された故長谷川洋三先生は次のように書かれております。
「水谷先生は森田療法を原法に忠実に継承することと、森田療法の普及を念願していた。水谷先生独自の信念に基づくもので、何人も同氏に代わることはできないが、みんなで力を合わせて、森田療法の普及とこれに基づく人間教育を研究・実践・普及していこう、というのが同人の総意であった」。その後、長谷川先生は勤務先を円満退社され、給料の支払いができるか否かもわからない発見会の運営に身を投じられました。そして理事の方々や多くの会員の力を結集し、高良先生はじめ多くの先生方のご協力をいただきながら森田療法理論の学習運動を推進されました。森田療法理論のエッセンスを系統的に学ぶ基準型学習会を導入し悩みを克服する方法を確立し、人材の育成を図るとともに、悩める仲間が全国どこでも学べる環境を作るため各地区での集談会づくりに取り組まれました。私達はその恩恵に与り、またはあずかり悩みを克服し、さらに生涯学習として森田先生の人間観や生き方を学ぶことができるようになりました。
さて、発見会は森田療法の相互啓発型の学習団体として発足したものであります。その後、活動を積み重ねていく中で自助活動が浸透し、傾聴することや受容と共感的理解の大切さを学び、悩みの最中にある来会者に安心できる場を提供できるようになってきたことはとても望ましいことと思います。
反面では世の中のあわただしい動きや厳しい労働環境などの影響もあり、運営に参画し役割を担える会員が少なくなっていることや森田療法理論の学習と実践が疎かになっているのではないかと懸念される面も見受けられます。
森田療法理論の学習と実践および森田療法の普及が私達の使命であります。第5回形外会で森田先生は「どうか皆様も同病相哀れむほかの患者のために、自分の病症やその治るに至った成り行きを詳しく打ち明けて、後進のために犠牲心を発揮してもらいたいのであります」と述べられております。ひとりでも多くの人に私たちの活動をお知らせし、悩める方が私たちとともに学ぶ機会をつくれるように、私たちひとりひとりが工夫し手を差し伸べていこうではありませんか。
この記念すべき学習運動40周年を機に会員の皆さまとともに手を携え、ご支援・ご協力を賜っております多くの皆さまのお力添えをいただきながら、発見会の再生に向けて確かな一歩を踏み出したいと心より願っております。
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ひとりで悩んでいませんか? |
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- 不安で電車に乗れない
- 心臓が急に止まってしまうのではないか
- 漠然とした不安感に襲われる
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- 人前でドキドキして話ができない
- 視線が気になって、顔を合わせられない
- 人の思惑がとても気になる
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- 何度確認しても心配で繰り返す
- 手を洗っても洗っても気になる
- 戸締りを何度確認しても安心できない
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- 体の調子が悪いのではないかと常に気になる
- 夜眠れなくて苦しい
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上記のような症状は、ストレスや何かのきっかけによって誰にでも起き得ることです。
こうした心の状態は病気ではなく、学習とその実践によって乗り越え、普通に生活していくことができるようになります。
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私達と一緒にあなたの悩みを解決していきましょう!
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当会は、東京慈恵会医科大学の精神科教授であった森田正馬博士が確立した「森田精神療法理論」を中心に、日本森田療法学会(事務局 慈恵会医科大学)等のご支援のもとに、心の健康を学習しながら、悩みからの開放を実践している会です。